
はじめまして。
2022年7月に第一子、
2024年9月に第二子を出産した女の子2人のママです!
私は2回出産を経験しましたがどちらも無痛分娩を選択しました。
この記事では
•無痛分娩を選んだきっかけ
•無痛分娩のメリット&デメリット
•無痛分娩の体験レポート
•実際に体験してみての感想
を第一子、第二子の時と二つの記事に分けてまとめていますので、無痛分娩を検討している方や実際に体験したママの出産レポート、感想を知りたい方のご参考になれば嬉しいです。
また、第一子と第二子のときでは同じ無痛分娩でも流れや感じたことに違いがありましたので、そこについてもよければぜひご覧ください。
今回は第一子のときの無痛分娩についてレポートしていきます。
かなり長くなってしまうので、体験レポートだけ気になる方は下のもくじから飛んでくださいね。
~第一子編~
はじめに
出産した病院の無痛分娩の条件として、
- 初産の無痛分娩は陣痛が始まって子宮口が3cmほど開いてからの麻酔対応
- 平日9時~17時の間のみ麻酔の注射が打てる(麻酔開始後は24時間対応)
でした。
私の場合どうなったかは体験レポートの部分で詳しくお話しします。
※無痛分娩を対応している場所にもよりますが初産は無痛分娩をするに当たっての条件が経産婦よりも限られていることがあるので確認してからお産の予約を取ることをおすすめします。
無痛分娩を選んだきっかけ
ずばり、痛いのが怖かったからです。
第一子妊娠前から(趣味で)自然分娩の動画を何度か見る機会があり、出産への恐怖心がありました。そして一回目の出産は初めてだったので特に不安がいっぱいで、夫に相談して迷いなく無痛分娩を選びました。
無痛分娩で私が感じたメリット5つ
①麻酔後の陣痛は痛くない
麻酔が効いている間は本当に痛くない!
ただ、陣痛が強くなるにつれて若干痛みやお尻が押される感覚はわかるようになってきます。
②落ち着いて出産できる
痛みがないのでパニックにならず、リラックスして挑めました。陣痛中なのにYouTubeで好きな動画を見てゆっくり過ごしていました。
③赤ちゃんへの酸素供給量が増える
痛みを緩和することにより、酸素供給量の改善に繋がります。
④子宮口グリグリが痛くない
子宮口を広げたり、どのくらい子宮口が開いたかを確認するために、助産師さんが子宮口を指でぐりーっとする時があったのですが、麻酔が効いているので痛くありませんでした。
⑤出産直後の回復が早い
体力の消耗やストレスが緩和されることで、産後の体力が自然分娩よりも温存されます。
無痛分娩で私が感じたデメリット5つ
①副作用が出る可能性
②吸引分娩になる可能性
③陣痛開始直後(麻酔前)と出産の瞬間は痛い
④いきみにくい
⑤麻酔後、出産がおわるまで何も食べれない
~体験レポート~
経過1
〜39週5日 深夜3:00頃〜
【✖️無痛分娩対応時間外】
お腹の痛みで目が覚める。
トイレでおしるしを確認し、病院へ電話
病院へ向かい尿検査、NSTをして入院決定。
子宮口はまだ1㎝、耐えられる痛み。
経過2
〜39週5日 午前9:30頃〜
【◎無痛分娩対応可能時間】
陣痛が増していましたが子宮口はまだ2㎝のため麻酔処置が出来ず…
痛みはギリギリ耐えられる程度。
経過3
〜39週5日 16:00頃〜
子宮口がようやく3㎝に。
しかしなんと、陣痛が遠のいたので一旦退院に!
若干痛い。
経過4
〜39週5日 22:00頃〜
【✖️無痛分娩対応時間外】
退院したものの、あまりの激痛で家の中で叫び続ける。
陣痛が5分間隔になったので病院へ連絡し再び入院に。
子宮口は4㎝でしたが麻酔処置時間外のため痛み止めの筋肉注射を打ってもらいました。それにより若干痛みが軽減され、陣痛の合間に寝る(気絶?)。
経過5
〜39週6日 9:00頃〜
【◎無痛分娩対応可能時間】
やっと念願の麻酔処置開始!
この瞬間をどれだけ待ち侘びたことか…
横向きになり背中を丸めて針が入ります。
注射は、陣痛のおかげでそこまで痛く感じませんでした。
お伝えし忘れていましたが私は硬膜外麻酔でした。
スーっと冷たい感覚が背中を走り、すぐに麻酔が効き陣痛を全く感じなくなる
同時に足の感覚もなくなりました。
子宮口がまだ4㎝だったので促進剤を投与。
経過6
〜39週6日 12:30頃〜
ここで内診グリグリタイム。
かなり痛いと巷で噂されていたので覚悟していましたが麻酔のおかげで痛みは全く感じませんでした。
子宮口はこのとき5.6㎝に。
徐々に陣痛を感じるようになってきたので麻酔を追加
経過7
〜39週6日 15:50頃〜
子宮口9.5㎝
ここで人口破膜で破水させます。
助産師さんが子宮口をグリグリ…
痛くはありませんでしたが、卵膜が頑丈すぎて中々破られず苦戦していました!
無事に破水後、急に恥骨に圧迫感が。
ここでいきむ練習が始まります。
しかし麻酔が効いているせいか上手くいきめず。助産師さんが指で、ここだよーっと教えてくれました。
誘導してもらいながらいきむ練習を繰り返し、子宮口が全開に。
経過8
〜39週6日 16:45頃〜
出そうな感覚があるが中々出てこないので、赤ちゃんが苦しくなってしまいなんと吸引分娩に!
吸引する機械を中に入れる痛みなのか赤ちゃんが挟まった痛みなのかわかりませんでしたが、あまりの激痛にありえないほど叫ぶ。
そこからさらに先生が、お腹の上に思いっきり乗っかり、下からも引っ張られ、
麻酔なんてこの時効いてたのかどうかもわからないです。おそらくもうほとんど効いてないです。
会陰切開したはずですが会陰も産道もめでたく裂けます。
今までの人生でこの瞬間が1番痛かったです。
経過9
〜39周6日 17:00ごろ〜
最後に軽くいきむとようやく誕生。
かわいい娘と初めてのご対面
あの感動の瞬間は今でも忘れません。
がしかし、痛みも忘れることはできません。胎盤摘出、会陰はボロボロに。
先生が、裂けた産道と会陰を縫ってくれましたがこれまた痛すぎて再び叫ぶ。
もう麻酔は意味なし状態。
その後、39度の高熱が出ました。
産後ハイだったのか熱が出ていることには気がつきませんでした。これが麻酔の副作用だったと思います。
産後1〜2時間はLDR室で様子見、そのあと車椅子で部屋まで運ばれました。
かなりの出血だったので、貧血と足がプルプルで立ち上がることができませんでした。その晩はベッドから動かずトイレも行けなかったので導尿処置をされ一晩過ごしました。
産後1日目の晩は麻酔が完全に切れ、会陰の痛みと子宮収縮(後陣痛)と疲労と貧血で本当に辛かったです。
次の日のお昼に我が子に会えて同室が始まりました。
人生で1番痛く大変で、人生で1番幸せな日でした。
頑張って良かった〜!と心から思います。
おわりに
私の第一子無痛分娩レポートはここまでになりますが、
無痛分娩を選択して良かったと思います。
最初と最後は痛みから逃げられませんでしたが、きっと麻酔をせず自然分娩を選んでいたら、もっと痛かったんだろうなと思いますし陣痛中は本当に無痛でした。
ですが無痛分娩を選んだとしても感じ方や経過は人それぞれですし、
メリットデメリットも含め自分に合った出産方法を選ばれるといいと思います。
私の今回の体験レポートが、無痛分娩についてどんな感じなのか知りたい方や無痛分娩を考えている方などの一参考になれば嬉しいです。
第二子の無痛分娩レポートもまた改めてお話したいと思います。ぜひお付き合いいただけると幸いです。
長くなりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。